Linux ( RT/Linux & Embedded Linux ) 関係のページ 作成2003年 更新2024.04.02

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次期PS3はLinux PC
手のひらサイズPC
マルチCPU PowerPCボード用RT-Linux
RT-Linuxと同等なRTCore / BSD
Linux PDA (Zaurus)
腕時計のLinux
PDA Linux用Win & MacOSエミュレータ
Linux用68k MacOSエミュレータ
Linuxの普及が活発・・・
RT-Linuxマルチスレッド・プログラミング
Real Time Linux ( RT-Linux ) 関係
RT-Linuxスケジューリング
TimeSys Linux / RT関係
スモールサイズ・カーネルLinux関係
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マルチプロセッサ対応LinuxSMP
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◆ 激安のARMボードでLinux利用 2023.10.22 更新 2024.04.02

 ラズベリーパイ(RaspbrerryPi)と類似ボード

 

 Orange Pi Zero 2 に 11インチ LCDを接続
   

 Raspbrerry Pi-3(Cortex-A53)は値上がり5,000円以上ですが、中国製ARM系ボードのOrange Pi Zero2は価格2,300円程度と激安であり、仕様がCortex-A53 Quad 1.5GHz, GPU Mali-G31, LCD-I/F HDMI, Allwinner H616 & H618 SoC , ボード・サイズが小型 60 x 52mmです。 2023.10.21

 低価格Celeronコア・ノートPCよりも約10分の1以下の価格だから驚きです。その性能は高性能とは言えないがインテルAtomコアよりも高性能であり、Linux系のUbuntu-18.04動作はGPU-Mali-G31(FP32/21GFLOPs)により反応の悪さも少なく使用できて動作が安定している。 2023.10.21
 無線LAN・WiFi の接続と設定も面倒ではなく簡単であり、BluetoothやUSBの設定・接続も簡単であった。
 他にも低価格なARM系やRISC-V(リスク・ファィブ)系ボードが多数あり、価格が1,000円〜5,000円程度である。 2023.10.21

 Orange Pi Zero2のHDMI-I/Fは全てのHDMIタイプのディスプレィに対応していないので要注意です。HDMI to LVDS 変換チップは低価格なRTD2550変換ボードで動作確認し良好、RTD2660タイプも接続可能と思います。他にもRTD2556, RTD2662, RTD2281 等もある。標準的なLVDSタイプのeDP-LCDは中古品ノートPC用LCDも利用可能。 2024.4.02

 Raspbrerry Pi-5が発売され、その仕様がCortex-A76 Quad 2.4GHz、16nmプロセス製造、SSD、消費電力約7Wです。他にもラズパイよりも低価格な類似ARM ボード Nano Pi, Orange Pi, LuckFox, Radxa, Rock Pi, Banana Pi, DongShan Pi, Pine や RISC-V系Lichee RV, Milk-V, Mango Pi ボード等が多数販売されている。 2023.10.21
 ARM やRISC-V系ボードは低消費電力であり、人工知能(AI)処理が可能であり、その人工知能処理TinyMLベンチマーク・テストの詳細な結果はこちらです。2023.10.21


◆ Linux動作が重く遅い 2020.07.16

 最近、Linux OSカーネル搭載のディストリューピューションが多くなっており、Androidを含め、Ubuntu, Rasbain, Dedian, DeitPi,TinyCoreLinux・・・等をARMボードでアプリをコーディングし動作を試した。
 総じて言えることはGUI動作が重い遅い、OSカーネルの最適化が不十分なのか、セキュリティー関係ソフトがバックグラウンドで常時動作しCPUパワーを使い過ぎなのか不明であり、当然、セキュリティー関係ソフトをオープンソースで公開するはずがない。
 この点は、Windows10でも同様であり動作が重い遅い、API関係がランタイムのようであり中身が不明なので解析困難である。Windows関してはオープン・ソースではなくクローズドであるため解析など不可能である。
 Android/LinuxではアプリをGPUに最適化しプログミングすれば軽快に動作する。Javaだけの本格的な大きいコードでは動作がかなり重くなるのでNDKを活用しネイディブ(Native)なC/C++コードでソフトを制作する必要がある。
 グーグル社ではLinux OSカーネルの代替えである軽量なマイクロ・カーネルを開発中のようであり、早く時期スマートフォンやタブレットに搭載できるようになれば、組み込み関係での活用面で優位となるであろう。


◆ 最近はLinuxの情報よりもAndroidへ  2014.02.14

 最近は、Linux 関係の情報よりもAndroid関係の情報が多い。Androidは携帯電話端末やタブレットPC、家電製品関係の普及により、AndroidのOSであるLinuxが日陰的な存在となりつつある・・・。制御関係では、Windows-PCからAndroid/Linuxに置き換えることが可能であり、その利用価値がある。現状では、PC関係がインテル・コアが殆ど独占しており、携帯電話端末やタブレットPC関係がARM系となりつつあり、セキュリティの面からは大変危険な状態であろう。その意味でAndroid/Linuxはオープン・ソースであるから、Windows関係のクローズとなプラットフォームを比較すれば利用価値がある。普及していないCPUコアにもAndroid/Linuxを移植が可能であろう。


◆ Yellow Dog Linux が稼働するマシン  '09.07.28

 フィックスターズ社は、Yellow Dog Linux ( YDL ) が稼働するPowerPC 970MP 2.5GHz ( Dual x 2 = 4 core )搭載のYDL PowerStationを販売している。価格は19万円と高価ではないので、本格的に利用が可能です。


◆ Yellow Dog Linux for PS3 発売  '07.02.03

 ついに、Cell プロセッサ搭載のPS3用Yewllow Dog Linux 5.0が昨年の末に発売された。

 200GFLOP/s級の性能のCellプロセッサを本格的に利用できるようになった。Yewllow Dog LinuxはPowerPC搭載の Macで稼動していたLinuxであり、また、本格的なPowerPC搭載サーバで稼動しており、信頼性はある。PS3のボードを外して利用すれば組み込み関係でも200GFLOP/s級の性能を活用できるであろう。他のサイトのLapackベンチマークテストによれば、CELL 3.2GHzはPeakで205GFLOP/s、平均でも140GFLOP/sの性能をたたき出している。Pentium-IV(4) 3.4GHzは5〜11GFLOP/s程度である。


◆ Linux on デュアルCell プロセッサ・ボード  '06.02.18

 デュアル・プロセッサの Cell x 2 / 3GHzブレード・サーバ・ボード( CPUコア数18個 )が製品化されそうである。OSはYellow Dog Linuxが対応し、ラックに複数実装すれば、TeraFLOPSのスパコンとなってしまう。詳細はMercuryと言うページで公開されている。


◆ 期待されるLinux on Cell Processor  '06.02.10

 CellプロセッサでLinuxを利用できそうになりそうである。次期PS3ではCell OSでLinuxが稼動するので、単なるゲームマシンではなくなる、オープンソースのLinuxアプリをコンパイルすればPCとして充分利用できる。今後は仮想マシンのVMM技術でコンピュータも変貌するであろう。

 東芝が発表したCellプロセッサの開発環境はCellプロセッサ上でITRONとLinuxが同時に動作する。低消費電力版のCellプロセッサでITRONで機器をリアルタイム制御し、Linuxでネットワーク処理するいったことがいとも簡単にできてしまうのである。


▼ 手のひらサイズのウルトラPC '06.03.12

 手のひらサイズで重さわずか400gのウルトラPCのOQO model01は、TM5800/1GHz, VGA LCD, メモリ256MB, HDD 30GB, USB v1.1, Bluetooth, FireWire, サイズ124 x 86 x 23mm, 重さ396g, バッテリー駆動 約 3時間, キーボード付きと言うスペックは驚きです。OSはLinux, NetBSD, OpenBSD, WindowsXPがインストール可能である。

IBM PDA->

 TM5800は1GHz, L2キャシュ512KBが実装されているので、PDA用の低速なARM系よりも高性能です。TM5800は4命令同時実行128bits CPUコア、ノース・サウスブリッジ、グラフィクス・コントローラを内蔵して消費電力がわずか3.6〜7Wと低消費電力であるので、このような製品が製造できたのでしょう。
 約3Wの低消費電力タイプのTM8800は8命令同時実行128bits CPUコア1.6GHz, L2キャシュ1MBも製造されていますが、残念なことにトランスメタ社はCPUデバイス関係から撤退を発表しました。TM8800関係は製造を継続しTM5800関係は他の企業に売却しそのメーカが製造を継続するようです。


◆ 日本のIT関係に対して極端に少ない投資・・・

 米国では、IT関係のフリーウェアに対してのソフト開発資金の援助を積極的に行っておりますが、日本ではどうでしょう・・・。日本の政府関係では土建業関係への資金投資にしか興味がないと言う時代錯誤的な人たちがいかに多いことか残念でなりません・・・。

 日本から輸出されているソフト・ウェアと言えばゲーム・ソフトです。それも欧米で批判されており歓迎されていないのです。一般的に売れているビジネスの殆ど欧米のメーカの製品です・・・、日本のエンジニアの能力が無い訳ではなく、このようなプロジェクトに対し投資する大企業や個人投資家、政府関係が極端に少ないためなのです・・・。


◆ Mach上でのWin32 エミュレータ・ソフト?

 Windows / PC関係でもWindowsNT / 2000のカーネル ( Kernel )やコア・サービス ( Core Services ) , APIsなどをMach 3.0やGNUMach上でEmulateすればWindows自体必要がなくなり、本当の意味でのWin32 Emulator Softになるのです。'03.08.08


 制御関係のOSは当然リアルタイム性が重要な要素であり、重要な自動制御システムに某OA用のWindowsなどは当然使用することはできません、端末用PCとしてなら使用することも可能でしょう。


 IBM社からPowerPC 405LP搭載のLinux PDAがデザインでの販売が'03 / 3月に開始されるようです、初のPowerPC版Linux PDAです、その仕様は下記のとおりです。

  仕 様 性 能
MPU PowerPC 405LP 380MHz
SDRAM 32Mbytes -
Flash ROM 32Mbytes -
USB USB v1.1 Options
FPGA Xillinx XCR3128XL 128cells
- - 3,000gates
Ethernet 10 / 100 Options
Bluetoosh 1.1 SDIO Card
LCD 240x320pixeis 4-inch LCD

 他64MBのSystems Disk On Chip Flash device, TCPA security chipやオプションでPCMCIA slot, Serial Portなどです、FPGAをユーザがプログラミングできるのかは不明ですが、その応用分野をどう発想するかです。その価格は10万円程度で購入できそうです、又そのパッケージにはPDAリファレンスデザインと開発ツール・ソフトも含まれるようであり、中小企業や個人でも購入できそうですので、独自製品を開発することも夢ではありません。 '03. 3. 15


◆ TimeSys Linux / RT関係

 TimeSys Linux/RTは前記のようなRT-Linuxのカーネル構造ではないため、リアルタイム・プログラムのバグによるシステムの暴走の危険性が少なくなっています、それはLinuxのカーネルの若干の変更と優先度継承・時間管理を行うカーネル・モジュールを追加する構造となっています。

 TimeSys Linux/RTはRK(Resource Kernel)とRTAI(Real-Time Application Interface)を追加しユーザ・プロセス空間でリアルタイム・プログラミングを行えます。

 TimeSys Linux/RTはPOSIX threadに準拠したリアルタイム用プロセスを稼動させることも可能であり、且つ既存のアプリケーションを一切変更する必要がないと言うメリットがあります。

◆ TimeSys Linux/RTは米TimeSys社が開発したリアルタイムLinuxですが、米Lineo社製でもEmbedix RealTime Linuxを製品化しています、EmbedixはRTAIとEmbedix RealTime Architectureを採用しております。

◆ TimeSys Linux/RTは国内では、アミュレット(株)が販売しています、より詳細な情報が掲載してありますので、こちらをご参照下さい。

 米TimeSys社のページはこちらです、英文のページですが図形での説明などあります、又デバックなどに利用できようなツール・ソフトがあります。

 TimeSys Linuxは、SH-3 & SH-4版も発売されており、組み込み制御製品への応用が可能です、PCのマザーボードを利用せず組み込みMPUでSoftPLCのソフトのISaGRAFとリアルタイムLinuxを組み合せたシステムの製品化が可能でしょう・・・。


◆ RT-Linuxでのマルチスレッド・プログラミング

 Linuxでは、POSIX Thread ( Pthread )のAPIsライブラリーを利用しマルチスレッド・プログラミングするのが一般的です、Mutex ( ミューテックス )による同期としてロックとロック解除は pthread_mutex_* によりプログラミングします。

 RT-Linuxでは、POSIXのAPIsライブラリー以外の非POSIXライブラリー( RT-Linux用独自仕様 ) APIsでリアルタイム対応のマルチスレッドをプログラミングします。

 RT-Linux独自のリアルタイム対応スレッドはサスペンド thread_suspend_np、スレッドの再開 thread_wakeup_npをコールしプログラミングします、スレッドのCPU明け渡し要求やスレッドのリアルタイム実行条件指示、スレッドの周期実行の抑制などのPOSIX threadsと非POSIX threadsが36程度APIsのライブラリーがあります。


 シャープの輸出PDAのザアウルスSL-5500は、Lineo社製のEmbedixを採用しています、PDAもLinuxが搭載されるようになり、魅力的になってきました。

 国内でもついにSL-A300が発売されました、スペックはCPU / ARM ( PXA210 / 200MHz ) ,RAM / 64Mbyte ( ユーザエリア 24MB ) , CFカード, I/O PortはUSB, RS-232C, 60pin BUS( 詳細不明) などです。又SL-C700はPXA250 / 400MHZ, LCDが640 X 480 dot ( 仮想表示で800 X 600 dot) とPCなみの表示機能であり、PDAの進化には驚かされます。

 ZaurusにはWeb.ブラウザ・ソフトやMS-Officeソフトとの互換ソフトが標準で搭載されており、WordとExcelファイルを読み書きが可能です、Windows PCが不要となってしまうように思えます。

 GUIはQt / Embeddedが採用されており既存のLinuxのアプリケーションやツールを移植できるでしょう、Qtはクロス・プラットフォーム ( Qt / Mac, Qt / Linux, Qt / Windows版あり) のGUIのアプリ・ソフトを開発するためのオブジェクト指向なGUIのAPIライブラリーです、ターミナル・ソフトやゲーム, 他のアプリケーション・ソフトがどんどん移植されております、皆さんもトライされてはいかかでしょうか・・・。

 Qtの開発ツールQt / Embedded Free Editionのフリー版も存在しますので、フリーウェアーの開発ができます、商用版Qtopiaはアプリを製品として販売する際には必要となるでしょう。又Windows用のル・クローンと言うツールソフトを使用すれば、Zaurusのソフトを開発できます、Linux PDAも面白くなってまいりましたね・・・。

 ただ残念なことにPXA-210 / 250 CPU自体の性能はあまり高くないためZaurus PDAの処理能力が低いことです、携帯電話ではARMコアの性能が低いためCPU+DSPのチップを2個搭載しているが、ザアウルスはDSPなしで1個では、重いアプリ・ソフトを起動するとその時間がかなり長いと言うこともあるそうであり、これはLinux側の問題と言うよりもPXA-210 / 250の処理能力が低いようであるから別の高性能なCPUを搭載するか、或いはCPUを2個搭載したZaurusを発売してほしいものです。'03.3.25

 Zaurusのソフト開発環境については、ザウルス宝箱Proのページが詳しいです。


◆ Linuxの普及はマイクロ・ソフト社が実現できなかったWindowsをPC以外のプラットフォームへの制覇をLinuxが多種多様な分野への応用が加速し家電関係やネットワーク・サーバ, スパコン, 制御装置関係, PDA, ゲーム機などへ搭載されLinux一色となることが間違いなさそうです。


◆ Embedixは68K ,PowerPC ,ARM , M.CORE ,x86などのCPUで稼動します、又PalmのCPUとして普及している68328でもuClinuxが稼動しますので、超小型・低消費電力 / サーバのリアルタイム・Linuxシステムを製作できます。

 Embedixの詳細な情報ついては、国内のリネオ社で情報を公開していますので、こちらをご参照下さい。


◆ Linuxの普及が活発に・・・

 UNIXサーバからWindowsNT / 2000サーバに変更したところ1週間でシステムがダウンした話を耳にします、UNIX関係では電源さえダウンしなければ2〜3年間稼動した実績が多く存在します。

 厳しい某大手企業では、制御関係のUNIXシステムでシステムが一度でもダウンした場合には、その関係メーカ技術者を昼夜とわず常駐させると言う話を聞きます、そんな厳しいユーザに不安定で不正侵入に脆くウイルスに脆いWindowsNT / 2000サーバを売る事ができるでしょうか・・・。

 Linux関係では、UNIX関係の代替えOSとして採用している大手メーカも存在します、OSの堅牢性やTrusted OSを採用したセキュリティ強化LinuxはWindows関係での構築は無理でしょう・・・。'03.07.07


◆ Palmと同じCPUの68328を採用した低価格なLinux-DAが約$150で発売されています、Palmと同様に英数文字の手書き認識がターミナルモードで使用できますので、GUIを利用しない用途であれば利用価値があります。


◆ コンパックのPDA/iPAQH3600シリーズでもLinuxが稼動するようになりました、MicroSoftのPocketPCにはなんの魅力も感じませんが、PocketLinuxなどが利用できるとなると種々の応用が期待できそうです。


◆ Linuxのリンクページ

  Linux リンク多数あり。

  http://www.linux.or.jp/news/index.html#recent

  組み込み関係のLinuxページ

  http://www-6.ibm.com/jp/developerworks/linux/011109/j_l-embl.html


◆ PowerPC関係のCPUボードでのLinux情報はこちらのページで掲載されていますので、ご参考となると思います。

 最近のデジタル制御やDCS制御関係ついて考察しましたので、こちらのページをご覧下さい。

◆ 制御関係に重点をおいたコンピュータ関係のページ 制御関係のComputerページ を参照。

 本格的で高性能なマルチプロセッサ自動制御装置の詳細な仕様はこちらです。

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◆ このページに情報を掲示されたい方はどうぞお気軽にご連絡下さい、無料で掲示致します。又ご希望があれば御社、貴殿のページへリンク致します。

 このページへはご自由にリンクして下さい、その際Eメールでご感想などをご連絡戴ければと思います。

   

 Unix系であるLinux(リナックス)関係のホームページは増えてまいりました、ここでは制御関係での組込みLinuxの応用を取り挙げていきたいと考えております。


 人工知能ベンチマークはこちらのページです。
 レイトレーシング・ベンチマークはこちらのページです。
 For-Loopベンチマークはこちらのページです。
 激安なRISC-V関係はこちらのページです。
 Multi-Threadベンチマークはこちらのページです。
 超低消費電力なMPU関係はこちらのページです。 更新 2024.03.18


◆ Raspberry Pi 5 でUbuntu 利用 2024.03.17 更新 2024.04.02

  

 昨年、ラズパイが値上がりしたが、ラズベリーパイ-5(RaspbrerryPi 5)を9,100円で購入できたので、早速、Unix系のUbuntu 23.10をインストールし試した。スマホ並みの性能なRasPi-5はCortex-A76 2.4GHz Quadコアであり、ボード電源消費電流を測定した結果、起動時1.1A、ベンチマーク・テスト時700mA〜800mA(約4.1W)であった。AC/DCアダプターDC5.1V/2A(約10W)で問題なく使用できる。 2024.03.17

 軽快にキビキビと動作するRasPi-5の消費電流はRasPi-4の消費電流700mAとほぼ同程度であり、販売価格が3,000円程度高いが性能が、RasPi-5のほうが高性能です。
 7インチ・ディスプレイ(LCD)では表示文字が小さく判別しずらいので、10インチ・ディスプレイを7,000円程度で購入し使用している。性能的にはLinux系のカーネルも処理速度面の最適化が進み Core i7 Quad 2.8GHzのノートPCと同等な性能であり、その体感速度はノート Windows-PCが不要とも言える。
 ただ、残念なことは夏場に冷却ファンが必要なことであり、室温11℃ではチップ内温度がレイトレーシング・ベンチマーク時に約85℃まで上昇する。夏の季節では100℃程度まで上昇しそうです。ヒートシンクと冷却ファンで効率よく冷却が必要です。
 重いアプリケーション・ソフトでなければSoC内温度46〜51℃程度と冷却ファンが必要ない。組込み関係では冷却ファンを1年中回転させたくないので、SoC内温度が約90℃以上で冷却ファンを自動的に起動する回路があればベターでしょう。 2024.03.17
 RasPi-5のマルチスレッドのベンチマーク・テストはこちらページです。RayTracerのベンチマーク・テストはこちらページです。


◆ 激安の中古PCでLinux利用 2022.10.03 

 LinuxカーネルではマルチCPUコアやGPUに最適化が進み、重いAPIと体感速度が遅い汎用OSよりもキビキビ動作するLinuxのほうがよい。2022.10.03

 軽量で軽快な動作のPuppyLinuxのページ


◆ Linux上でソフト開発 作成 2022.09.28 

 Linux上での組込み関係ソフトのクロス・コンパイラー環境構築はこちらのページです。


◆ Android 新Zirconカーネル 2020.07.26 追記 2020.09.13

 Google社では、Androidから移行する次期OSのFuchsiaを公開しており、そのマイクロ・カーネルが Zircon Kernelとするようである。
 ZirconカーネルはBeOSを開発しNewOSも開発した
Travis氏が開発に携わったようである。
 Androidはシングル・Windowであるが、FuchsiaはマルチWindowとなり、複数の画面を同時に表示できる。
 当然、Fuchsiaはオープン・ソースであり、そのSDKも公開されている。現状のAndroidのSDKとはかなり異なり、JavaとC/C++での開発環境ではなく、Dart と GOとC++(c++17)開発環境のようである。
 FuchsiaのSDK内にプログラミング言語のDart & GOとC++のアプリ・ソースコードがある。Flutter SDKではAndroidのndk等のコマンドは使えない。
 現状のプログラミング言語でもJava & XML, Native C/C++ではコーディングが簡単ではなく、プログラミング言語のDart と GOは敷居が高そうであり、馴染むのが大変そうである。
 AndroidからFuchsiaに移行するのは5年先のようである。


◆ 高性能CPU上のUbuntu 2014.10.27

 近年、マルチプロセッサのコア数が16コアに達し、その性能を引き出すためにLinuxカーネルが最適化されている。
 スパコンのIBM社製Power8 12coreやNVIDIA社製 192core GPU内蔵 Tegra K1 2.8GHz Denver Core上でUbuntu/Linuxが動作するので高性能なパソコンとなってしまう。
 Ubuntuは大変扱い易くなり、ディスクトップのGUIの操作性が格段に向上しており、アプリ・ソフトも多くなり充分利用が可能となっています。Windows-XPがサポート打ち切りとなったのでUbuntuに乗り換えたほうが良さそうである。今後はLinuxやAndroidへと確実に流れが変わっていくであろう。


◆ 高性能GPGPU + CPU チップのAndroid 2010.06.18

 最近の高性能なGPGPUの話題と多くなっている。計算処理は汎用CPUのSSE処理よりも最新のGPGPUのほうが高性能である。計算処理はCore 2 Duo よりもGPGPUのほうが数百倍高性能とのベッチマーク結果が公開されている。ARMデュアル・コアとGPUコアとのワンチップCPUが製品化されており、その8コアのTegra 2は 1GHz で約0.5Wと低消費電力であり、Atom よりも数十倍以上と高性能である。Tegra 2 を搭載したLinuxのAndroidタブレットPCが発売されている。遂に、インテル社の独占状態も終わりか・・・。


 ニューLinuxに期待  '08.02.22

 遂に、MicroSoft社がWindowsの技術情報を一部分無料で公開すると発表しました。EU欧州連合の独禁法違反での制裁金800億円の影響であろう。しかし、Windowsの技術情報をどの程度まで公開するかが不明であるが、Linux上でWindows互換性のAPIを実現すればWindows自体が不要になるのである。既に開発しているLinuxカーネル上のWindowsエミュレータ・ソフトの互換性を高めれば実用的になるであろう・・・。また、MS-Officeの技術情報も公開されるようである。


◆ LinuxカーネルがCellプロセッサに対応 '06.05.28

 3月にLinuxカーネル2.6.16がCellプロセッサに対応したので、Linuxの豊富なアプリケーション・ソフトやツール・ソフトなどのソースをコンパイルすればCellプロセッサ・ボードで本格的に利用できる。今のところ、入手可能な安価なCellプロセッサ・マシンはPS3であり、11月発売が待ち遠しい。PS3は標準でLinuxを実装するようであり、6万円程度スパコンの性能が手に入る。

 Cellプロセッサのアーキティクチャやアセンブラなどの日本語版マニュアルはhttp://cell.scei.co.jp/j_download.htmlから入手可能である。またLinuxカーネル2.6.16のソースを参考とすれば8個のSPUのプログラミングは可能であろう。SPUのschedulerはsched.cのソースが参考となり、SPUのデータ転送はspu_save.cspu_restore.c が参考となる。SPEのcontext switch sequence、つまりタスク切替えはspu_switch.cが参考となる。

 Red HatのオープンソースのFedora CoreやSUSE Linux, Debain LinuxなどのほとんどのLinuxディストリビューションはPowerPCに対応しているので、そのソースをCellプロセッサ用にコンパイルすることは難しくない。問題はデバイス・ドライバー・ソフトがCellプロセッサ対応していなければ周辺機器を利用できないので、周辺機器を製造しているメーカに期待せざるをえないが、デバイス・ドライバー・ソースを公開しているメーカもあるので、そのソースをコンパイルすければよい。

 ビジネスソフトでは、OpenOfficeを利用すればMS-Officeなど不要であり、Cross Over OfficeがCellプロセッサ用に対応してくれれば、Windows用ソフトがかなり動いてしまうのである。


◆ 進化する仮想化技術 '06.02.12

 近年、仮想化技術とか仮想マシン、バーチャル・プロセッサ( Virtual Multiprocessor )が話題となっている。一つのCPU、或いは複数のマルチCPU、マルチコアCPU上で複数のOSを利用する技術であり、将来はマルチコアCPU内ハードウェアでOSのタスク・スケジューラ・カーネルなどを実行し、スレッド切替えのオーバーヘッドを軽減して効率的に実行できるようになる。


◆ Cell 開発ツールソフト公開 '06.03.19

 CellプロセッサでのLinuxのシステムを普及させるためにIBM社などが積極的であり、Cellプロセッサの並列プログラミング・開発ツールソフトをIBM XL C Alpha Edition for Cell Broadband Engine ProcessorCompiler Technology for Scalable Architectures、及び GNU Toolchain 3.4.1 and GDB for the CBE's SPUで公開している。そのgccコンパイラーやライブラリーソフトなどを公開しておりユーザ登録すれば入手が可能である。IBM社のSimdizationにはVMX, SIMD, PPE, SPEの最新情報があるし、Cellプロセッサのマニュアルも公開されている。但し残念なことにCellプロセッサ・ボードはIBM社と東芝社のみが販売しているだけであり、汎用ボードが少ない。Cellチップ自体を安く開発者に販売してほしいものである。


◆ 次期PS3は Linux PC '06.02.12

 次期プレィステーション 3( PS3 )では仮想マシンのVMM技術のCell OSでLinuxが稼動するので、単なるケームマシンではなく、その性能は既存のPCよりもあるかに凌駕するスパコンのLinux PCとも言える。HDDやUSB,CD-ROM,DVD なども使用できるので、キーボードとLCDディスプレィを接続すればスパコンのLinux PCとなるのである。


◆ マルチプロセッサ対応LinuxSMP

 近年、疎結合や密結合マルチプロセッサ・マシンが話題となっており、OS側でもマルチスレッド技術による並列処理が必要となっております、Linux関係でもLinuxSMPなどはカーネルでマルチプロセッシングに対応しております、又カーネルにSMP対応ソースコードのパッチを当てる等で対応が可能でしょう。


◆ Linuxもスパコン対応

 遂にLinuxもスパーコンピュータに採用されます、米IBM社ではBlue Gene / LのスパコンにLinuxを採用すると発表しました、日本製のスパコンはベクトル型並列コンピュータ上でOSはUnixであり、プログラム最適化には共有メモリ並列のマクロタスク機能・OpenMP・自動並列化、分散メモリ並列化のメッセージパッシング(MPI)・High Perormance Fortran ( HPF )でプログラミングします、米国ではマイクロプロセッサベース超並列コンピュータであり、ASCIとIT2計画の国家プロジェクトで開発が進められています、プログラミング言語はフォートランとC / C++を利用しており、ノード間のメッセージ・バッシングのプログラミングにC / C++を利用しているようです。 '03/04/15

 PowerPC用Yellow Dog Linux の登場

 元LinuxPPCであったRed Hat Linux 8.0ベースのYellow Dog Linux ( YDL ) 3.0が販売されました、最新のPowerMac G4やPowerBook G4, iBook, iMac, X serve等に対応しており、OpenOfficeや約1,300の最新のソフトが付属しています、当然デスクトップのKDEやGnomeも付属しています、又付属のMac-On-LinuxではMacOS 9とMacOS Xまでも動作が可能であるそうです。 '03/04/18

 他のDebian LinuxやSuSE Linux, Vine LinuxもPowerMac G3 / G4, iBook, PowerBook G3 / G4, iMacで稼動します、もちろんDual-CPUに対応したSMPカーネルもあります。


 スモールサイズ・カーネルのLinux

 最近は、miniRTL, TinyLinuxなどの1.4MBサイズのカーネルが増えてまいりましたので、SH-2,SH-3シングルチップのFlash-ROMに書き込みRTLinuxのマイコン製品を開発できる環境となりました、1MB Flash-ROM 搭載のSH-2やFlash-ROM 2MB, 8MB SRAM搭載のSH-3のシングルチップ・マイコン上で実行可能OS環境を実現できてしまいます、是非トライされて見てはいかかでしょうか・・・。 '03. 3. 15


◆ マルチCPU PowerPCボード用RTCore BSD

 2〜4個のマルチCPUボード用RT-Linuxが、FSMLabs社から発売されています、又RTCore / BSDはRT-Linuxと同等なプログラミングが可能であり、BSDの強力なセキュリティ機能とリアルタイム性を利用した製品の開発が可能でしょう・・・。'03.07.30


◆ RT-Linuxの概要

 近年、制御関係やEmbedded(組み込み)関係でのLinux応用が注目されてまいりました、制御関係では、OSに要求されることはタスク管理とタスクの優先処理であると言えます。

 RT-LinuxやTimeSys Linux/RTなどを利用すれば数百uSec.〜数mSec.で応答するユーザ・プロセスをOSで管理できます、このことは非常に重要なことであり速応性のアプリケーションをLinux上で稼動させることが可能であると言うことになります。

 元来Linuxは制御関係用に開発されたOSではないため、プリエンプティブなカーネルではありません、つまり、リアルタイム性を追求したOSではない訳です、そこでRT-Linuxでは、カーネルにパッチをあてて、且つVM(仮想マシン)やFIFOなどの機能を付加することでカーネル空間でリアルタイム・プロセスを動かし、又そのリアルタイム・スケジューリングを可能にします。

 RT-Linuxはカーネル空間でのリアルタイム・プログラミングが要求される、又リアルタイム・プログラムにはメモリ保護がなく、そのプログラムのバグによるシステムの暴走は避けられません。

 RT-Linux v2.0以降では、SMPにも対応しタスク間のシグナルなどをサポートしたため複雑となったようです、特にPentium関係では割り込み制御のI/O APIC関係のLocal APICレジスタを用いたマルチCPU ( SMP ) での割り込み制御絡みスレッド・スケジューリングが複雑となっているのでしょう・・・、事実、Pentium-3やPentium-4は組み込み用マルチCPU VMEボードが殆どなく、PowerPC G3 & PowerPC G4は2〜4個のマルチCPU VMEボードが多数存在します。

 RT-Linuxはx86系PCでは、Debian LinuxやRedHat LinuxなどがインストールされているマシンであればRT-Linuxを利用可能です、但しRT-Linux v3.0など対応しているLinuxカーネル 2.3 以上のバージョンである必要があります、x86系のDOS Vマシン以外にもPowerMac G3 & G4やPowerBook G3 & G4などでも稼動が確認されています。


◆ RT-Linuxのタスク・スケジューリング

 RT-Linuxのタスク状態としては、実行可能状態<-->実行状態、実行可能状態<-->サスペンド ( Susped ) 状態、実行可能状態<-->未登録状態、及び実行状態--->サスペンド状態、実行状態--->未登録状態のモードを移行しますが、待ち状態としてのサスペンド状態はシンプルに1つだけです。

 RT-Linuxのカーネルモードで動作するスケジューリングは一般的なリアルタイムOSと異なります、優先度の高いタスクが最も優先し実行されますが、優先度の高いタスクが複数存在する場合、タスク生成時のリンクリストで最後に生成したタスクが実行されます、リアルタイムOSのようなReady キューの機能がありません。

 RT-Linuxの割込みハンドラはリアルタイムOSと異なります、割り込み発生時、登録割り込みハンドラからウェイクアップを発行しそのタスクを実行します、その後割り込みされたタスクよりも優先度の高いタスクがある場合、Preempt( 先取り )し、そのタスクを実行します。

 RT-Linuxのタスク同期と通信機能は、セマフォとメッセージキューがあります、イベントフラグとポートの機能はありません、スレッドの同期としてMutexによりスレッドのロックやアンロックしスレッド同期をプログラミングします。

 RT-Linuxのリアルタイム・プログラミングは殆どPthreads( POSIX Threads )によりコーディングします、POSIXスレッドでは、リアルタイムとしてのセマフォや優先スケジューリング、リアルタイムシグナル、共有メモリなどが標準化されています。

 POSIXスケジューリングでは、3つのスケジューリング方式が規定してあり、リアルタイム性のラウンド・ロビン方式( SCHED_RR )や優先順位毎の待ち行列とリアルタイム性の先行方式( SCHED_FIFO )、カスタム方式( SCHED_OTHER )があります、RT-Linuxでもこのスケジューリング方式が採用されています。


 Linux上で動作する68K MacOS-8のエミュレータ・ソフトであるbasiliskiiがあります、OpenSourceであり、動作するOSはLinux/PPC, BeOS/PPC, BeOS/x86, MacOS-X, AmigaOSです、オープンソースも活発になってまいりました。 ' 03/04/13

◆ Linux用エミュレータ・ソフト

 最近、Linux用エミュレータ・ソフトもPDAのザウルス ( Zarus ) 等にWindowsエミュレータのBochsやMacOS 8 ( 68K ) エミュレータのBasilisk, FreeDOS, 他数種類が移植されております、現状のPXA-250 / 400MHzのCPUでは、荷が重すぎて本格的に利用することは無理ですが、将来、高性能で低消費電力のCPUが登場すれば、MacやWindowsのソフトをPDAで応用できればPCが不要になってしまうかもしれません、PDAの良さはハードディスクが不要であり、CF や SD カードが1Gbytes以上の大容量となれば充分使用可能でしょう・・・、約10年前の68K Mac用の良質なソフトをPDAで利用できるとは想像もできませんでした・・・。 '03/04/18


◆ 米IBM社がWatchPad 2.0、Linux搭載の腕時計を発表しました、そのスペックはCPU / PowerPC405LP , Bluetoothの通信機能, GUIはWatchPad 1.5と同様にMicroWondowであると思われます。MPEG形式の動画再生が可能と言う優れものです、遂にコンピュータも腕時計の世界にも本格的な応用が可能となる共にPDAよりも更に小型の装置などへの応用が可能になりました。

 IBM社のMPP310 / PowerPC 405LP CPU BoardはCFカードサイズの超小型です、Linux搭載の小型組み込み装置などに応用できそうです。


◆ Linuxに対するエゴ的なマイクロソフトの批判

 マイクロソフト社のホームページには、Linux搭載のSMPマシンよりもWindowsマシンのほうが高速であるなどと言う情報が掲示してあります、しかし、暴利を得ているマイクロソフト社はWindows開発のため数百人規模のSEやPGの編成で行っており、それでもバージョンアップのたびにバグを増えると言う高価な商用OSとは思えないのです。

 一方、Linux関係では、自分の貴重な時間をさいて無償報酬で開発に参加されている方もおられる訳であり、Windows関係のように高額な給与で大規模な人員編成ではないため開発にも時間を必要とするのです、暴利を得ているような人たちにLinux関係を批判する資格はないのです・・・。

 ベンチマークテストのプログラムもどのようにLinuxに対し最適化したのかも不明であり、或いはgccコンパイル時の最適化オプションをどのようにしたかなど不明であり、Windows側のベンチマークテスト・プログラムだけ最適化しテストを行い、Linuxのパフォーマンスが低いなどと言っている大企業のエゴ的な批判でしょう・・・。 '03.07.07

 マイクロソフト社では、UNIXやLinux関係のオープン・ソースの技術を模倣しWindows2000や他のソフトを開発していることは疑う余地もなく、或いはWinows関係のソフトベンダーでもUNIXやLinux関係のオープン・ソースの技術を模倣し、悪質なソフトベンダーはソースをコピーして若干の変更を加えて販売したり、或いは受諾開発を行い暴利を得ている企業が多いことは良く耳にします、Windows関係の開発受諾企業の開発者は利益追求することだけに専念し技術的な能力が欠如していると俗に言われております。