◆ マイクロ・コンピュータ基礎の説明ページ (2/3)
図−2 8ビットCPU内部ブロック図、及びメモリ内部

 ( Windowsでは、フラッシュ・プレーヤーが必要 )

 図−2に8ビットCPU内部ブロック図とそのメモリとの関係を示します、8ビットCPUを例に挙げて説明しますと、データバスは8本あり、8ビットの電気的信号が時間とともに変化し、そのスピードはCPUのクロック周波数で決まり、8ビットは2の8乗であるので256個の表現が可能になります。256個で表現できる文字は英数文字全てと特殊なコードを含むことができます。これをアスキーコード(ASCII)と言います、英語圏ではこのアスキーコードだけで全ての文書を作成できます、しかし日本語圏では漢字の表現ができないため2バイトで6,600程度の文字を表現します、これをJISシフト、或いはユニ・コードなどで定義しております。 

 アドレスバスは16本あり、8ビットは2の16乗であるので65,536個の番地をメモリに割り付けが可能となり、メモリ容量では約64Kバイトとなります。しかし640Kバイトのメモリ容量で不足する場合には、Intel系のCPUではバンク切り替えでRAMセレクトを行う回路を追加し、メモリ容量を増設します。したがって、アドレスバスは多いほうがよいことになります、最近のCPUは64本のアドレスバスがあり、広大なメモリをアクセスできるようになっています。

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