◆ レジスタの詳細な説明 ページ (1/1)

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図−1 8ビットCPU内部ブロック図、及びメモリ内部図

 ( Windowsでは、フラッシュ・プレーヤーが必要 )

● 色々な制御関係のページへリンクができます。

 ★ http://www.mirai.ne.jp/~nave/

◆ 68K MPUのレジスタはデータ・レジスタが8本、及びアドレス・レジスタが9本、ステータス・レジスタ(SR)の合計17本あります。Intel製のMPU 8086〜80486のレジスタ数はたった8本しかないのです。このレジスタはCPUとって重要な役割を持っておりレジスタが少ないと、ソフトをプログラミングする際、煩雑となるでしょう、CPUで演算させる時には、必ずメモリ上からデータをレジスタに読み込みレジスタ間、或いはレジスタとメモリの間で演算させなければならないからです、これは全てのCPUで共通的なことです。レジスタが少ない場合には、演算結果のデータを一々レジスタからメモリへ転送する処理が必要になり、余計な処理が増えて、CPUの処理時間を多く消費することになり、処理速度の低下に至ります。最新鋭のCPUでは、全部で96本以上もあり、そのレジスタ間の演算をCPUワン・サイクルで16個の演算を同時に処理してしまうなどの最新技術が採用されており、多くなければ性能の向上を図れないないのです。

 ソフトをプログラミングする際、殆どがメモリとレジスタとのデータの転送、或いはレジスタとI/O間のデータ転送が多く、処理内容によってはそのデータ転送が全体の70〜80%に達することもあります。

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